出張講座(2020.1.16)
2020年1月16日、勝央工業団地にあるアルフレッサファーマ株式会社岡山製薬工場にて認知症サポーター養成講座が開催されました。こちらの企業では地域社会との共生を目的に、認知症の方への理解を深めるための取り組みをしています。今回、100名を超える多数の参加があるため、講座主催の勝央町地域包括支援センターからさとう記念病院へ応援の依頼があり、当院から看護師を含む職員4名が参加しました。
講座では、まず認知症を理解するために講義を受けます。その後、認知症の人が道に迷っている場面を想定した寸劇(良い例、悪い例)を見ていただき、グループワークでどんなところが良かったか、自分ならどうするかなど話し合っていただきました。活発な議論があり、感想として「認知症かもしれない人がいた場合、相談できる先が分かった」、「親戚に認知症の人がおり、接し方を考え直すことができた」などの意見をいただきました。
地域で認知症の方を支える企業や職員さんが増えることは、心強いことです。当院も医療機関として積極的に連携を深めていければと考えています。