当院各部門の教育方針
当院への就職を考えている方へ、各部門からの教育方針をご紹介します。
掲載部門:看護部、薬剤部、透析センター(看護師・臨床工学技士)、栄養部、放射線検査部
看護部
看護部はこちらに詳しい説明がござます。
薬剤部
私たちの職場である薬剤部は、薬剤師4名、助手4名で業務を行っています。2005年6月より、院外処方を開始し、それに伴い、薬剤管理指導業務(病棟業務)を開始致しました。また、2018年9月より、外来患者さまを対象に「一般名処方」を開始いたしました。
調剤業務および管理業務では、薬剤師4名という状況下でありながら、助手の強力なサポートにより、正確かつ効率的な業務が行えています。スタッフ間の人間関係は非常に良く、定期的な業務ローテーションで均一したサービスが提供出来ています。医薬品管理では、院内全部署における在庫定数を設定し、一元管理しています。病棟では、医師・看護師から高い信頼を得ています。他職種との強い連携で、薬剤師の職能を最大限に生かせるよう取り組んでいます。
注射剤を無菌的に調製(ミキシング)する為のクリーンルームと機器も設けており、抗がん剤は、患者様だけではなくそこに関わる全てのスタッフの職業性曝露を防止する目的で、閉鎖式接続器具(BD PhaSeal™閉鎖式薬物移送システム)を用いて調製・投与を行っています。
日常実務の創意工夫として、スマートなデータリンク(情報連動)化を目指しています。物流シーンでは、電子カルテへの処方入力から、調剤システム、在庫管理システムまでデータが連動しており、情報伝達や転記によるヒューマンエラーを防止しています。情報活用シーンでは、莫大な電子カルテデータやチェックリストを主な情報源としますが、業務の流れの中で必要な時に、必要な情報だけが「自動的に現れたり」「簡単に呼び出せる」ことを理想とし、情報の検索・入力・記録の省力化やリスクマネジメントによる質の高いチェックシステムの構築を目指しています。また、いつでも誰でも(新入職員であっても)、業務改善案を提案できます。たとえ小さな意見であっても粗野な意見であっても、ブレインストーミングにより、良い成果がイメージできれば、すぐに導入することを心がけています。全スタッフからの提案と実践の積み重ねが現在の薬剤部の業務の質となっています。
働きやすい職場環境をつくるために、何事も相談しやすい雰囲気づくりに全員が務め、立場に応じてメンタルや指導力を磨くための研修を受講したりしています。また、まとまった休みが取りたいなど、職員の要望を叶えるリフレッシュ休暇の取得や、自らが学びたいと思った研修に出勤扱いで参加できるよう取り組んでいます。
私たちの職場は、薬学生実務実習受入施設となっており、2名の認定実務実習指導薬剤師のもとで、薬学生への実習と教育を行っております。実習は、学生にとって人生で初めて社会を経験する第一歩です。一生の思い出として残る大切な時間であることを忘れずに指導にあたっています。
透析センター(看護師、臨床工学技士)
看護師
臨床工学技士
育成スケジュール
時期 | 透析業務 | 医療機器管理業務 |
~1週 | 設備・業務の説明 | |
~3週 | プライミング | |
~1ヶ月 |
透析装置の理解 |
設備・業務の説明 |
~2ヶ月 |
バイタル測定 透析実施 回収操作 |
管理対象機器の把握 透析装置の管理 |
~3ヶ月 |
穿刺・開始操作 早出業務 |
他の医療機器の管理 |
3ヶ月~ | 遅出業務 | |
6ヶ月~ | 担当医療機器の受け持ち | |
1ヶ年~ | 担当患者の受け持ち |
栄養部
スタッフは、管理栄養士、栄養士、調理師等、計20名です。
管理栄養士は、主に病棟での栄養管理、外来栄養指導、NST専従、訪問栄養指導などを行っています。
日本静脈経腸栄養学会・日本在宅栄養管理学会・岡山腎不全食研究会・日本栄養経営実践協会の会員参加、
栄養経営士や在宅訪問管理栄養士などの視覚を有したスタッフがいます。
新入職員育成スケジュール
1日目 | 病院オリエンテーション |
2日目 | 午前 部門内オリエンテーション |
午後 現場業務 | |
先輩について早出・日勤・遅出業務を行う (人数は補助としてカウント) |
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1ヶ月目 | 早出独り立ち |
4ヶ月目 | 日勤独り立ち |
5ヶ月目 | 遅出独り立ち |
放射線検査部
新入職員育成スケジュール
4月 | 一般撮影、病棟回診X線撮影、DXA 習得 |
5月~7月 | CT(単純・造影)、TV室、MRI(頭部) 習得 |
7月21日~ | ベル当番(1ヶ月間はフォローに1人付きます) |
8月21日~ |
ベル当番 独り立ち |