透析センター
透析センターのご紹介
当センターでは、院内各科と連携をとり患者様個々に適した治療が提供できるよう取り組んでいます。また、血管・血流障害に対しシャント超音波(エコー)検査を行い、必要に応じて他の医療機関と連携を図り、シャントトラブルの早期発見に対応できるよう努めています。さらに看護師・臨床工学技士・介護士によるフットケアや、透析中に管理栄養士による栄養指導も行っています。今後は、理学療法士と協力し、腎臓リハビリテーションを取り入れていくよう検討中です。
患者さんが安全で安心な維持透析を継続し「QOL」を向上できるよう、知識・技術の向上し、よりよい看護・介護ができるよう努めていきます。
※ 透析(人工透析)とは、さまざまな原因で腎臓の働きが悪くなり、腎臓がほとんど働かなくなった時に行われる医療行為です。詳しい説明はこちら。
当院の設備と可能な血液浄化法
当院の設備 | 当院で可能な血液浄化法*1 |
逆浸透水処理装置 A・B透析粉末溶解装置(DAD50) 多人数用透析液供給装置(DAB40E) 患者監視装置(DCS100NX・DCG03・DCS27他) 個人用透析装置(DBG03・DBB27) 多目的血液浄化装置(iQ21)
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血液透析(HD) 腹膜透析(CAPD) 血液濾過(HF) 血液透析濾過(HDF) 持続緩除式血液透析(CHD)・血液濾過(CHF)・ 血液透析濾過(CHDF) |
*1 | 血液浄化法とは病因物質(体には毒になる物)をいろいろな原理を用い血液中=体内から除去する治療法です。 |
DCS-100NX |
DCG-03 |
臨床工学部のご紹介
臨床工学技士とは、医師の指示のもと生命維持装置の操作・保守点検を行う専門職です。生命維持装置とは、人工呼吸器・血液浄化装置などを指し、それらの専門性の高い機器の操作・保守点検を通じ、医師、看護師らと連携した業務を行っておます。
血液浄化業務
当センターでは、透析用監視装置を36台有し、月曜日から土曜日まで2クールの血液透析を行っています。
患者さん個々に合わせて、オンライン血液透析濾過なども導入しており、透析液清浄化など、安全安心な血液透析を提供しています。
ブラッドアクセス管理のため、シャントエコー・シャントトラブルスコアリングなどを用い、トラブルの早期発見に努めています。
また、急性血液浄化療法、顆粒球除去療法などにも対応できる体制をとっております。
保守管理業務
院内で使用されている様々な医療機器は、常に最良の状態で使用されなければなりません。現在の医療機器は、高度化・複雑化しており、性能維持・安全確保のための保守点検を行い安全確保に注力しております。
透析センターの風景
お問い合わせ | |
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0868-38-6688(代表) | |
受付時間 [平日]8:30~17:30(日休み) |